珍しい国や地域について書かれた本を読みました。
さて、ここで問題です。国の定義とは何でしょうか。
私も自問自答してみました。
領土があり、宗教は、ええと、雑多な人々がいるから定義づけはできない。民族も同じ、うーんと唸りここでギブアップです。
国際法では、国家とは、1、国民 2、領土 3、政府 4、外交能力ということなのだそうです。
イギリス沖合いにあるシーランド公国は、人口4人きりの自称国家です。
かつてイギリス軍が作った人工の洋裁を選挙して独立宣言をしたそうです。
上述の4条件こそ満たしてはいるのですが、海洋法では自然に形成された陸地が島の定義なので、人口洋裁は領土としては認められません。
従って、国家としては認められないそうです
可能性は限りなく低いけれど、どこの国にも発見されていない、どこの国にも属していない島を見つけて領有宣言をすれば独立国の王になれるかも知れません。
自然島が条件なので海洋爆発して新しい島ができた場合、一番乗りするのも手だということです。
かつて読んだ3冊の小説に、自称国家として独立宣言することをモチーフにしたものがありました。
そのいずれも面白かったことを覚えています。
星新一のマイ国家、井上ひさしの吉里吉里人、北杜夫の父っちゃんは大変人がそれです。